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発見!いわた 「磐田の著名人」

古田 桂所 (ふるた けいしょ)

1832(天保4)年~1883(明治16)年
書家

1832(天保4)年、見付宿(現・磐田市見付)の古田家に6代目として生まれる。宗平と号し、後に平八と改める。書法を掛川の萩原秋巌(はぎわらしゅうがん)に学び、特に楷書、草書を得意とした。幕末から明治にかけて活躍した画家、西田春耕の著作『口嗜小史』には「桂所逸人は遠州見附の人なり。島田の桑原霜涯と与に能書を以て東海に鳴る。余先に三州に遊び途次初めて逸人に逢う。其の人となり風流恬淡一面旧知の如し、酒間談遇々嗜好の食物に及ぶ。逸人曰く、余は生葱に醤油を点じ、喰ふを好む。(以下略)」と記されており、その人となりがうかがえる。

また、見付宿の有力者として年寄役に推され、明治時代には区長や戸長を務め、地元地域の公益に貢献した。

1873(明治6)年、見付学校開校にあたり正教員として勤務し、教科書『下等小学習字臨本』1~3(静岡県立中央図書館所蔵)を執筆している。

1883(明治16)年10月24日、51歳で逝去。

参考文献

  • 磐田市誌編纂執筆委員会 「磐田市誌 上巻」 磐田市 1954年
  • 磐田市誌編纂執筆委員会 「磐田市誌 下巻」 磐田市 1956年
  • 磐田歴史の会 「磐田人物往来」 磐田歴史の会 2001年
  • 静岡県 「静岡県人物誌」 静岡県 1974年
  • 静岡新聞出版局 「静岡県歴史人物事典」 静岡新聞社 1991年
  • 北 銑三・北川 博邦 「続日本随筆大成9」 吉川弘文館 1980年
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